-
【Lesson】飛ばし屋女子プロに学ぶ“アッパーブローが肝心”。プロコーチ「森守洋」ヘッドコーチが解説!「柏原明日架」編 Part 2。
投稿日 2018年4月17日 22:03:16 (レッスン)
-
飛距離アップに効果的な「マン振り素振り」。実は力の入れ方にコツがある!? プロの教えを実際に試してみた
-
ダウンブローの打ち方とコツがわかる練習法5選【編集長特選】
-
ストロークのタイプでパターの「重量」や「バランス」の“正解”も変わる! 振り子なら“重量”重め、「オートマチック」に振るなら“バランス”重めが合う!【パッティング専門コーチが解説】
-
スウィングの初動はどこから? 手から、それとも体全体で?【西村至央のショートゲームから作るスウィングの基礎#5】
-
ベストシーズンの春到来。冬もラウンドしていたゴルファーは「振り過ぎ」に注意!?【100切り】
-
「そのフィニッシュ間違ってます」バランスのいい大きなフィニッシュができるスウィングを解説
-
花道からのランニングアプローチ、ウェッジで打つコツは? プロがイラストを交えて解説
-
短い距離からコツコツと……。体を使ったアプローチがおすすめなワケ!【パターマットでアプローチ家錬①】
-
逆目&ピン近のアプローチは、強くインパクトして飛ばさない“引きワザ”がオススメ!【パターマットでアプローチ家錬②】
-
「左の壁」って意識する? ビギナーが覚えたい、軸足キープの第一歩
-
上体、腕、グリップなど、いろいろなところに現れる”力み”を撃退したい! ためになるレッスン記事5選【編集長特選】
-
パターのネック形状は大きく分けて4種。それぞれどんなゴルファーに合うか、タイプ別に紹介!【パッティング専門コーチが解説】
-
右手を正しく使える「ティーアップドリル」!【西村至央のショートゲームから作るスウィングの基礎 #2】
-
シンプルに「プラスマイナス1番手」とはいかない!? 打ち上げ、打ち下ろしで気を付けるべきこととは?【100切り】
-
現在フェデックスランク1位のラドビッグ・アバーグ!ドライバースウィングを後方アングルからAIで分析
-
ハンドファーストインパクトを実現するための「必須条件」とは? プロがイラストを交えて解説
-
大慣性モーメントドライバーで左へのミスが急増⁉︎ 右を向いて引っかえるイメージで打つのがいい!【左真っすぐを退治しよう!①】
-
“フリスビー”をうまく投げれたら、大慣性モーメントヘッドは攻略できる!【左真っすぐを退治しよう②】
-
ホブランの飛距離が15ヤードも伸びた!? 飛距離アップの動作「ダブルポンプ」を実際に試してみた
-
ベテランシングルが考える“不調から脱する”ための方法。「アドレスを整える」とは?【参上! ゴルファー応援隊】
-
もう大叩きのミスはしない! 覚えておきたい“トラブルショット”!【編集長特選】
-
パットの距離感を合わせたいならJ・スピースも実践する“あの方法”が効果的!【パッティング専門コーチが解説】
-
「飛距離アップの要素がいっぱいの練習法」
【小池丈晴の「いつでも、まっすぐ250ヤード!」#12】
-
100切りを目指すならフェアウェイウッド、ユーティリティは「3番ウッド以外」どんどん使うべき! その理由とは?【100切り】
-
フォローでビュッと音出せる? クラブの振り抜きが良くなる素振りを解説
-
いいこと尽くしの直ドラショット。そのコツと、冬に威力を発揮する理由とは?【岩井ツインズも実践した、直ドラショット①】
-
絶対にダフらない直ドラショットのコツ。それは、”フェースの向き”がポイント!【岩井ツインズも実践した、直ドラショット②】
-
ゴルフスウィングってどのくらい体を回せばいいの? ビギナーの疑問を解説!
-
パットのストロークの軌道は「右手のグリップ」で3タイプに分かれる!? タイプ判別法&まっすぐ打つための修正法を実際に試してみた
-
1日5回×3セットで上達するシャドースウィングと素振りを解説【謎キャラコーチ『わきゅう』の気になる話♯99】
今回は「ここぞ! の時に飛ばしたい!」がテーマ。
そこで、女子プロの中でも飛ばしが得意な2人に、ここぞ! の時にアマチュアにオススメしたい飛ばしの秘訣をレッスンしてもらい、プロコーチの森守洋が解説。
アッパーが飛ぶってわかっているのに
プロコーチ森 守洋(もり・もりひろ)
1977年2月27日生まれ。静岡県出身。4年間、米国でゴルフに打ち込み、帰国後は陳清波プロに師事し、2002年よりレッスン活動を開始。現在では、原江里菜をはじめとした日本女子ツアーのシード選手などのプロコーチとしても活躍中。
ロフトを増やさずアッパーに打つ。
ドライバーはアッパー軌道で打つと、アマチュアの場合、からだが右に傾きすぎてしまい、インパクトでフェースが開きます。そうすると、フェースが右を向くだけでなく、リリースが早いので上にも向きやすく、実際のロフト以上にフェースが寝てしまうため、芯に当たらず、当たっても右に右に曲がるか、上がり過ぎて飛ばなくなってしまうのです。これはアマチュアの方が勘違いしている、偽のアッパーなのです。
女子プロのアッパーはヘッドの軌道に対してクラブのロフトが変わらないでヘッドがフォローへと抜けていきます。体が右に傾きすぎずに、アッパー軌道でボールをとらえた時、フェースが必要以上に上向きにならないので普段以上の飛距離を発揮できます。さらにエネルギー効率も良くなるので、ミート率の向上にも繋がり、さらなる飛距離を期待できるでしょう。イメージ的には、右に傾きすぎず、ロフトをそのままにしながら打っているのです。
これが正しいアッパーです
左図)アマチュアはフェースを開いてアッパーに打つので、ヘッド軌道と一緒にロフト角も上向きになっていく。これだとフェースが開いてインパクトしてしまうので、右に行きやすくなる。
右図)イラストのように、黄色い線のヘッド軌道はインパクトからフォローに向けて徐々に上がっていくが、インパクト手前からフォローまでロフト角が変わらない。このイメージを持つことが大切。
Part 2. 「柏原明日架」編

ここぞ! って時にはどんな打ち方をする? という編集部の質問に「アッパーでしょ!」と即答する柏原。 そんなアッパーはどうイメージするべきか、教えてもらった。
アドレスを決めたら後は無理に配分を意識しない。
アドレスで体重配分を決めたら、後は迷わずに振り抜くこと。アッパー打つためにもっと右に体重を乗せなければ…などとは考える必要はまったくない。
気持ち「右寄り体重かな?」で十分。
体を大きく右に傾ける必要はない。あくまでも自分の中での7:3を見つける。
意識しすぎると、スイングに影響が出てきます。
アッパーを打つための準備をしているように見えて、このアドレスでは逆にアッパー軌道に打ちづらくしている。
▲最初から右側に体重を乗せすぎると、バックスイングで体が大きく右にブレてしまい、軌道が安定しなくなる。
極端に変えるのはダメ。気持ち程度が大事なんです。
アッパー軌道に打つために、アドレスで体重配分を考えて右側に大きく体重を持って来る人は多いと思います。ただ、その体重配分が自分が思っているよりもやり過ぎになっていることはありませんか?
私が皆さんにお伝えしたいのは、アドレスの体重配分はイメージするだけでも良いということです。ゴルフは繊細なスポーツなので、些細なことで大きな動きの違いがたくさん出てきてしまいます。
スイング中にヘッドの軌道をアッパーにするのは、私たちでもとても難しいです。ですので、まずはアドレスで7:3の体重配分を意識したら後は下からヘッドを入れましょう。カチ上げてアッパーにしようとは考えずに、いつも通りのスイングを心がけてみてください。
柏原明日架(富士通)
1996年1月30日生まれ(22歳)昨年は優勝こそなかったものの、賞金ランクで自己最高の17位。昨年のドライビングディスタンスは14位だったが、今年は約245ヤードで3位につけている。飛距離を武器にプロ4年目で悲願の初優勝を狙う。
ゴルフトゥデイ最新号では、上達への近道レッスン情報が満載。今月号は「ここぞ!の時に飛ばしたい!」がテーマ。
まだまだ沢山本誌で連載中。
より詳しいレッスン情報はゴルフトゥデイをチェック!!
これであなたも80台が狙えますよ。
Source: GOLFTODAY レッスン
最新情報