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【メンタルと自律神経】ゴルフの科学
投稿日 2019年2月25日 12:35:40 (レッスン)
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今やアスリートをトップ選手に育て上げるために、いろいろな科学や医学的な知識を取り入れながら、トップアスリートを育てています。
プロゴルファーを例えに出しても、筋力トレーナーや整体メンテナンストレーナー、メンタルコーチ、スイングコーチなどなど。
あらゆる分野の専門トレーナーを付けて、体や心のメンテナンスや、気持ちや感情のコントロール方法などを教わっているのですね。
緊張した場面でも、最大のパフォーマンスが発揮できるように、感情や体をコントロールしているのです。
今日は、ちょっと奥が深いのですが、「自律神経」とゴルフについて、考えてみましょう。
【メンタルと自律神経】ゴルフの科学
自律神経って、何?
自律神経とは、自分の意志ではコントロールすることが出来ない神経のことです。
「交感神経」と「副交感神経」があり、呼吸や血液循環、血圧、内臓の働きのように、生きてゆくために欠かせない機能を無意識のうちに調整しているシステムなのです。
呼吸や血液循環、血圧、内臓などの働きをコントロールしています。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の、この2つの神経がバランスをとりながら働いています。
体の部位や体内外の状況に応じて、アクセルとブレーキのような役割を果たしているのです。
心身を活動モードへ切り替えるアクセル役の「交感神経」。
心身をリラックスさせて休息モードへ誘うブレーキ役の「副交感神経」という対照的な2系統からなります。
自律神経を乱れさせないためには、このバランスを崩さないことが重要といえます。
<交感神経が活発になると…>
●脳の血管は収縮する
●瞳孔が開く
●心拍数が増える
●胃腸の働きを抑制する
●膀胱が弛緩する
●汗が出る
<副交感神経が活発になると…>
●脳の血管が拡張する
●瞳孔が閉じる
●心拍数が減る
●胃腸の働きが活発になる
●膀胱が収縮する
以上のことから、活発に動くときや、緊張状態にあるときは「交感神経」が、休養時やリラックス状態にあるときは「副交感神経」がそれぞれ活発になっていることがわかると思います。
しかし、汗腺や血管のほとんどを支配するのは交感神経という特徴があります。
そのため、体温調節と血圧コントロールは、交感神経の働きに委ねられています。
優勝パットは、交感神経をコントロールできないと、入らない。
プレイオフでの優勝パット。
いつもなら簡単に入れられるパットが、体が動かない。
脈拍や血圧が上がる。緊張で打てない。など
なぜなら、緊張で交感神経が優位になるからです。
そうなると血管が縮み、指先まで十分な血液が巡らなくなります。
スポーツのパフォーマンスを左右しているのは、突き詰めると全身にいかに質の高い血液を供給できるかにあります。
土壇場で交感神経が興奮して指先に血液が行き渡らなかったら、どんな名選手でも体が動かなくなるのです。
スポーツでは本番に強いタイプと弱いタイプがいるし、同じ人でも調子にはムラがあるます。
その差こそ、自律神経のコントロールの差なのです。
自律神経は、「心・メンタル」でコントロールできるのか?
ゴルフはことに「心」が勝敗を分ける “メンタルスポーツ”だと言われています。
興奮しないで、冷静にマネジメントをして・・とか。
走らない。脈拍を下げるとかいろいろ言われていますが、すべて交感神経をコントロールすることだったのです。
交感神経が一度高まると、3~4時間は下がらないそうです。
なので、まずは交感神経を高めないことが重要です。
ラウンド前から始まります。
交感神経はストレスで高まります。
ラウンド前の睡眠状態や寝起きの目覚めの状態で、ストレスが無いことがスタートです。
スタート時間に余裕をもって出かけましょう。
遅刻しそうでイライラしたのでは、よいスコアは期待できません。
スタート前のストレス状態で、朝市のティーショットの結果や、午前中のスコアが決まってしまうのです。
ゴルフスイングの練習やマネジメントの勉強と並行して、自律神経の勉強をしましょう。
メンタルトレーニングよりも、自律神経トレーニングの方が重要になるかもしれませんね。
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Source: シングルプレーヤを目指す人のゴルフ情報サイト
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