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【TaylorMade】テーラーメイドのNewモデル“M5 / M6”ドライバーは例を見ない新テクノロジー「スピードインジェクション」搭載!
投稿日 2019年1月11日 23:20:14 (ゴルフ用品・グッズ)
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テーラーメイドといえば毎年革新的な新製品を世に送り出し、しかもその製品のどれもが全く新しいテクノロジーを搭載しており世界中のゴルファーの注目を集めると共に、全メーカーの筆頭に立つ販売数、そしてサポートプロの勝利数がその技術力と製品のポテンシャルの高さを実証している。
先日発表されたキャロウェイのエピックフラッシュに続き、こちらも超話題のテーラーメイドのNewモデル、“M5 / M6”ドライバーが2019年1月11日に発表となった。
テーラーメイドのティザー広告では、ドライバーのフェースのヒールとトゥ部分に2つの赤いネジがセットされており、それが新たなるテクノロジーを匂わせる演出であったのだが、その詳細がこの発表会でプレゼンテーションされたのだ。
発表会会場には、テーラーメイドゴルフの日本法人代表であるマーク・シェルドン-アレイ氏、そして上級副社長であるブライアン・バゼル氏が登壇し、話題の新製品が発表された。
全製品がプロが使用する“ツアー支給品”よりも高精度な最大反発係数!?
2019年モデルとして発表された“M5 / M6”ドライバーの最大の特徴としては、全く新しい発想の元、採用された「スピードインジェクション」テクノロジーだ。
ゴルフクラブのヘッドパーツの製造過程において、どうしても避けられないのが、製品ごとの精度のバラつき。生産ラインで精密加工する上で大手メーカーであればあるほど大量生産が故、製品の個体差が出るのはもはや仕方のないことであった。
当然、メーカーの製造ラインでは出来上がった製品への検品作業が行われ、ある程度の製品誤差も考慮の上、R&Aの定めることとする「反発係数ルール」に抵触しない範囲で最終製品として出荷される。
巷でよく耳にする“クラブヘッドには当たりはずれがある”という言葉には、まさにこの製造過程での許容範囲内で発生する誤差を指しているだ。
また、かねてよりネットオークションなどで見かけていた“ツアー支給品”と呼ばれるやたらと値段が高いヘッドパーツも、この製品誤差からくる、よりルールの範囲内で、規定ギリギリの反発係数を持つ個体のことを指す。確かに世界のトーナメントで戦う契約プロ達は「勝利」という結果が重要視されており、各メーカーもプロが使用するギアには緻密な検査を行った上で、ルール適合でありながらもより反発係数が高いものをチョイスして手渡すことは常識とされている。
そして今回のNewモデル、M5 / M6ドライバーに採用された「スピードインジェクション」テクノロジーは、上記図の最も右端、赤い「限界へのチャレンジ」ゾーンに全ての製品を収めるための技術であるという驚きの発表であった。
契約プロへ支給されるツアー支給品“ツアースパイシー”よりも高精度にルール限界点に近いポジションだ。
全製品がルールを大きく逸脱した高反発!!フェース面に開けた2つのポートからヘッド内部にレジン素材を注入
「スピードインジェクション」テクノロジーとは、製造された全てのドライバーヘッドの反発係数をルール上最大限に揃えることを可能にする全く新しい発想だ。
製造過程においてまずフェースの外周を20%薄くし、さらに進化したハンマーヘッドスロットによりスイートエリアが約66%アップしたルール適合外のヘッドを製造。次にフェース面に開けた2つのポートからヘッド内部にレジン素材を注入(インジェクション)し、反発係数をルールの限界値にチューニングを行う。その上でなんと製造された製品の全数検査を行い、フェース各部分の反発係数がルール適合の限界値となっているか確認するという手の込んだ製造過程だ。
無論、注入されるレジン素材の分量は独自の係数によってマネージメントされており、個体ごとの検査結果を基にヒール側、トゥ側に注入されるレジン素材の分量は徹底管理されているそうだ。これにより、製造工程と検査にかかる工程が前作と比較すると約3割ほど増加しているとのこと。
つまり、今回のNew M5 / M6ドライバーは、タイガー・ウッズやダスティン・ジョンソン、ジェイソン・デイなどの契約プロが使用するヘッドパーツと同様のものが一般小売価格で皆の手元に届くという事になる。
さらに進化したツイストフェース、ハンマーヘッド2.0
M3 / M4で採用され、打点のブレによる曲がり幅を大幅に抑制してくれる“ツイストフェース”はおよそ20%薄くなっており、さらに飛んで曲がらないテクノロジーへと進化している。また、改良されたハンマーヘッドは2.0と呼称され、スイートエリアをさらに拡大するという進化が見られる。
《New M5ドライバーの特徴》
前作であるM3ドライバーからM5ドライバーへ大きく進化した部分は可変式ウエイトがYトラックからNewタイプのTトラックへ変化している。M1ドライバーでもTトラック型であったが、M5では「T」の方向が逆向きを採用。
またソール側のエアロダイナミックカーボンソールが広範囲に進化、これにより重心の移動距離が20%アップ(M3比較)し、より重心距離を最適化している。
《New M5 TOURドライバーの特徴》
前作、M3ではヘッド体積440ccのタイプをM3・440の名称で発売していたが、今回M5では440ccが435ccとなっており、名称も“M5 TOUR”としている。
前作同様に小ぶりなヘッドで、重心距離も短い設計のためヘットターンが速くコントロール性を重視したいユーザーに向いている。
《New M6ドライバーの特徴》
M6ドライバーの大きな特徴として、カーボンクラウンの面積が10%拡大している上、ソール側にもカーボンコンポジットを採用。さらに軽量化をしたことで低重心化を増大させている。その余剰重量をソール部分の後方に巨大なウエイトで46gのイナーシャジェネレーターを採用。さらに深低重心に設計したことにより、ヘッドの慣性モーメントが上下方向に広く上がる設計だ。前作のM4よりもよりやさしく球をあげられる上、強弾道が生み出される。
また、進化したツイストフェースとハンマーヘッド2.0も採用され、より広いスイートエリアを実現。
《New M5 / 6ドライバーのスペック》
M5ドライバー
M5 TOURドライバー
M6ドライバー
【問い合わせ先】
テーラーメイドゴルフ株式会社 カスタマーサービスコール
フリーダイヤル:0120-558-562
ウェブサイト:www.taylormadegolf.jp
Source: GOLFTODAY ギアー
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